凛太朗

白雪姫の凛太朗のレビュー・感想・評価

白雪姫(1937年製作の映画)
4.6
ディズニーによる『白雪姫』が公開されたのは第二次世界大戦以前の1937年で、世界初の長編アニメーション映画でもある。

子供の頃観てた記憶があるようなないような?アレは演劇か何かを観た記憶かもしれない。
何せ戦前で世界初の長編アニメーション映画でこのクオリティっていうのは、凄すぎる他ないですね。改めて観てディズニーの凄みを痛感させられました。

グリム童話原作のこの映画のストーリーに関して今更言うまでもないけど、自分がこの世で一番美しいと思っていた女王が、魔法の鏡にこの世で一番美しいのは白雪姫ですと言われる。嫉妬に狂った女王扮する魔女は白雪姫に毒リンゴを食べさせるも、王子のキスによって白雪姫は目を覚まし、その後二人は幸せに暮らしましたとさ。ちゃんちゃん!
という誰でも知ってるような話。
誰でも知ってるような話なんだけどやはり魅力的。
ハイホー!ハイホー!で有名な「口笛吹いて働こう」や「いつか王子様が」は、今となっては原作と同じくらいスタンダードかもしれないし、女王や白雪姫だけじゃなく、7人の小人や森の動物達も愛らしい。
アニメーションの動きも極めてなめらか。

何より、何故かしら心穏やかに優しい気持ちになれる気がする。それが一番な気がします。
そら後世に多大な影響を与え、ディズニーが巨大企業に成長する足がかりにもなりますよ。
凛太朗

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