25年前の作品だけあって、CGには違和感がある。初期のPSみたい。
オモチャの世界を題材に作品を作る着眼点はさすがDisney、夢がある。
全編を通して主人公のウッディが「お気に入り」の座を奪われて嫉妬し、バズと衝突している。「主人公、こんなかぁ」と思ってしまうが、トイストーリーはシリーズを通してCG技術とウッディの成長を反映していると思おう。
ウッディとバズがお互いを認め合うシーンは好き。
バズ「落ちているだけだ。格好つけてな。」
ウッディ「無限の彼方へさぁ行くぞ！」
お互いの台詞を言わせる演出はすごく好み。この作品にかかわらず、どのキャラクターが何を発言しているかって考えるとすごく面白い。
バズがアンディの部屋を飛び回るシーンの効果音がタイファイターが飛行する効果音に似ていたり、スペースレンジャーの設定ではザーグが「惑星を破壊する兵器」を開発していたり、スターウォーズ ファンには嬉しい小ネタが散らばっていていちいち反応してしまった。
