たかぎ

ダーク・スターのたかぎのレビュー・感想・評価

ダーク・スター(1974年製作の映画)
4.0
爆弾くんに現象論でもって説得する場面が見どころのSF映画。この映画にかかれば死さえポップでゆるい。
宇宙とカントリーそしてビーチボールとサーフィン...なんて組み合わせだ。やばいぜ。
ラストシーンが強烈で中々忘れられない。

以下思ったこと。ネタバレあり

テーマは「だるさ•ゆるさ」だろう。
だるさとゆるさがあるから人間は哲学をするようになった。哲学の基本は批判的思考だ。そして科学が生まれ人類は発展していった。しかし同時にだるさ•ゆるさは人をだめにしてしまう。船員はやる気を失った植物人間。皮肉にも爆弾くんが哲学に目覚める。そして何もかも信じられなくなり、信仰に目覚めるのだ。この爆弾くんこそ人間らしい。そして死を目前にして主人公たちは自分の好きなことをつかみ命を燃やしながらいきいきと破滅に向かう。幸せなラストだろう。こんな風に生きたいという監督の意思表示だろうか。