にっきい

ダーク・スターのにっきいのレビュー・感想・評価

ダーク・スター(1974年製作の映画)
3.1
女子は声のみの出演。ただしコンピュータの声だけど。

大昔結婚前、我が家は溜り場で毎日誰かしらが遊びにきてました。
そして土曜の夜は各自レンタルしてきた映画を持ち寄って鑑賞会。
そこで今作も1度見た事があるんですが、ほぼ内容は忘れてました。
みなみ会館のジョン・カーペンター祭りで上映あったので久々の再鑑賞。

爆弾20号の存在意義の話し。
いつかははっきりしない未来、植民惑星の探索を続けるダーク・スター号。
地球を旅立って3年がすぎたのだが、ワープを繰り返しているので地球では20年の月日が流れていた。
彼らの主な任務は植民可能な惑星の周辺に不安定惑星が有れば破壊する事と、知的生命体を見つける事。
そんなある日、爆弾が誤作動を起こし…、って話し。
登場人物6人、声だけの出演が2人、舞台は宇宙船内だけのワンシチュ。
ストーリーも有って無いようなもの。
ゲラゲラ笑うようなものでは無いけど、ずっとマヌケな会話が続いてニヤニヤ。
気色悪い色のピーチボールに手が付いただけのエイリアンは刺されると萎んじゃうし、女性の声のコンピュータは何故かタメ口だし。
ミサイルを何発も搭載して、何年も旅出来るほど食糧を積み込んでるにしてはダーク・スター号は小さ過ぎるけど、そんなのを気にするようなシリアスな映画では無いので悪しからず。

これ観た帰りのJRの車内、マスクをされてるからはっきりわからないけど5〜60代のおばちゃんがずっと窓ガラスに写る自分を見ながら身なりを整えているんです。
それだけでも目立つのに、小さな声でブツブツ言ったり、ダンスの様に変なステップを踏んだり、それもガラスに写る自分を見ながら…。
何か怖いですって。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2022年3月21日
鑑賞回:19:50〜21:15
劇場名:みなみ会館
座席情報:1F/スクリーン1 H-9
上映方式:2D 字幕 boidsound
レーティング:G
上映時間:83分
備考:会員料金(1000円)
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【ネタバレ備忘録】
爆弾を制御してるレーザーが流星群の衝突で破損してしまい、発射状態になっているのに切り離しが出来ない。
爆弾のAIは爆発の命令を受けているのでどんな状態でも爆発を実行すると言う。
乗組員の必死の説得で一旦は爆発を中止し格納庫に戻ったのだが、結局は自分が受けた命令に従うと決断した爆弾はその場で爆発。
ダーク・スター号は宇宙の藻屑と消える。
にっきい

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