ガブXスカイウォーカー

不良番長 一網打尽のガブXスカイウォーカーのレビュー・感想・評価

不良番長 一網打尽(1972年製作の映画)
3.5
不良番長シリーズ15作目。このシリーズは未見だったが、ひし美ゆり子目的で鑑賞。
アクションあり、シリアスあり、笑いあり、歌あり、踊りありと盛りだくさんだけど、一番多いのはグダグダなギャグと言うバカ映画。毎回こうなのか? でも全16本+番外編1本も製作されるだけのパワーは感じた。本作は古き良き時代のプログラムピクチャーとして、不良番長シリーズの設定を知らなくても、それなりに楽しめる1本だ。

さてお目当てのひし美ゆり子は暴力団から逃げ出してきたガバマンのトルコ嬢役。なんと、梅宮辰夫、山城新伍の次にクレジットされるヒロインなのだ。出番も多く、様々なファッションを見せ、惜しみなくヌードもさらしてくれる。でも、その最期はほとんど必然性もなく、奇声を上げながらダイナマイト片手にバイクで暴力団に突っ込んで爆死・・・・う~ん・・・・仲間たちを救おうと自ら犠牲になったのかな? みんなで戦うとか逃げても良かったような? とにかく、本作もまたひし美ゆり子の魅力を堪能できるのでファン必見作と言えよう。