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浪人街 第一話 美しき獲物のtakatoのレビュー・感想・評価

浪人街 第一話 美しき獲物(1928年製作の映画)
4.1
 マキノさんの「映画渡世」を読んだので、最初のエポックな作品である本作を視聴。貴重な作品であっても、もはや消失していたり、あっても断片しかないのは日本の文化意識の低さを感じざるをえない。無用の用である文化を守らずなにが愛国か。


 クライマックスたった8分の断片しか存在しないが、弁士の丁々発止な説明が冴えわたるのにピッタリな痛快さがビンビン伝わってくるのが嬉しい。「裏切ったのではない!、表返ったのよ!」。
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