トトCINEMAライフ

JFKのトトCINEMAライフのレビュー・感想・評価

JFK(1991年製作の映画)
4.2
再鑑賞…今も「20世紀最大の謎の一つ」とされるジョン・F・ケネディ大統領暗殺事件を、巨匠オリヴァー・ストーン監督がノンフィクション的に描いた、ガチガチの社会派ドラマ…

多くの人がご存知の通り、調査委員会の報告の全貌はトランプ政権になっても未だ明かされていない…

とてつもない巨大な組織や陰謀を感じざるを得ない矛盾点・重要参考人etc.

そんな複雑怪奇な事件を映画化する・出来るアメリカや外国の姿勢には改めて驚く

エンターテイメント作品ではないので"カッコいい"や"美しい"等は後回し、超豪華な俳優陣がとにかく渾身の演技を放っている👍…後に山ほど作られる模倣作ではとても表現出来ない内容なのだ

この程、アカデミー主演男優賞に輝いたゲイリー・オールドマンは、既に有名なオズワルド役でこの超大作でもしっかりと存在感を見せつける超絶の演技、もはや当時の実写を作品に組み込んでいると思える成り切り振りだ😲💦

改めて、彼の遅すぎる程のオスカー獲得を心より祝福したい…おめでとう、ゲイリー😊

ジョー・ペシのヅラとキレっぷり(笑)、トミー・リー・ジョーンズの怪しさ満天のキャラクター(クレイ・ショー)

作品に重厚感を与えるジャック・レモン&ウォルター・マッソー、くせ者ドナルド・サザーランド、ケヴィン・ベーコンetc.

主役の彼はまぁ、まぁ相変わらずだ…いや主役とはキラキラするのも一つだが、ストーリーテラー(狂言回し)としての意味合いもあるから出過ぎちゃいけない…本作は後者😅・・・とりあえずメガネのレンズが反射でテカテカしながら、やたらとセリフが多いので、とりあえず目立ってはいる😅

面白いかどうかは好みだが、"凄い"映画なのは間違いない‼