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ハチミツとクローバーのayumiのネタバレレビュー・内容・結末

ハチミツとクローバー(2006年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

(アーカイブ)

2007年04月09日01:59

蒼井優、大嫌いだ。 
なんだかこう、私女優よ、なとこが鼻につく。 
大嫌いだ大嫌いだ大嫌いだ、といってたらまり子ちゃんに笑われた。 
「好きの反対語って…無関心なんですよね、ふふ」
いや、でも大嫌いなんだって。 

ハチクロを見た。 
蒼井優、大好きだ。 
かわいい! 
ってはぐちゃんがかわいいだけだけど。 
いいのだ。 
蒼井優、好きだ。
まり子ちゃんありがとう。
好きだ、に気づかせてくれてありがとう。

原作読んでる人、美大出身者にはすこぶる評判の悪い映画だけど、ラクに楽しめる。 
キャスティングが秀逸。 
伊勢谷友介、加瀬亮、ならではならでは。 

落涙3回。

<追記>

友人の話です。

趣味は?と聞かれても… 
ないっちゃない。 
ないのではぐらかすことにしている。 
仕事、と答えるのにはもう飽きた。 
かといって、ききわけのない下半身遊び、ではヒカれる。 

というわけで最近は「プロファイリング」てことにしている。 

実際、人間観察は好きだ。 
姓名判断だって少しやる。 

そのおかげか、同僚、クライアントのモノマネでホメられることがある。 
ミーハーなので芸能人のモノマネも嫌いじゃない。 
いやいや、これも立派なプロファイリング。 

朝シャンしてるときが練習時間。 
鼻歌がわりにモノマネの練習。 

「ハチミツとクローバー」の伊勢谷友介のキャラが面白かった。 
彼の『おれ最高』という決めぜりふを練習した。 

仕事場のあるビルの屋上は駐車場になっている。 
車用のエレベーターで上がって、一番奥の方が僕の枠。 
このビル、某デザイナー系アパレルグループの総本山がある。 
使っているエレベーターが同じなので、ヴィムヴェンダースと親交のある総帥その人と乗りあわせることだってある。 

先日の朝、出勤途中、もうちょっとで『おれ最高』が完成しそうだった。 
あとは声音を微調整という段階まで到達。 
仕事場に着き、車を停め、エレベーターに向かった。
その距離数十メートル。
向かい風の強い日だった。 
駐車場には人気がなかった。

おれ最高、おれ最高、と何度も口に出してみた。 
ここで声音のイメージを定着させてしまえば、あとは身体が覚えてくれる。 
なかば必死に、おれ最高、おれ最高、とくり返す。 
つい、声も大きくなる。 

エレベーター近くまで来た。 
凍りついた。 
ななめ後ろに人の気配。 

アパレル会社の女性だ。 
普段からちょっと気になってる、ちょっと好きな人だ。 
ベンツのワゴンで来てるお偉いさんだ。 
ちびっ子貧弱コンプレックスざあますメガネの人だ。 
無口、インテリ、気むずかしそう、フランス人みたい、でもおそらくツンデレ。
おそらく料理上手で尽くしちゃう系。
例によって、黒だか紺だかのウールギャバ、身体のライン見えない服。

彼女のクルマの位置からすると少なく見積もっても15メートルはいっしょに歩いていたことになる。

たらりーん。

バッチリ聞かれてるし。おれ最高。 
絶対聞かれてるし。おれ最高。 
そういう風向きだったし。 
あ~恥ずかしい。 

エレベーターは一基しかない。 
呼ボタンを押した。
ホールで待つ時間が長い長い。 
いやー、伊勢谷友介ご存知ですよね、と切り出すわけにもいかない。 
彼女の空耳だったくらいにスマしてやり過ごそうと思った。
平常心平常心。 
やっとエレベーターが屋上に。 
僕が先に乗ることになった。 
何階ですか?とたずねた。
動揺していたのか、彼女から返ってきた階数ボタンを押し損ねた。 
すかさず彼女に自分でボタンを押されてしまった。

がーん。 

まさか、伊勢谷友介の物真似の練習だなんて他人様にわかるわけもなく。 
え?つまり僕は朝っぱらから、おれ最高、と自らを鼓舞してるキャラ?

気がつくとエレベーターを降りる彼女の後ろ姿があった。

同僚にこの話をした。 
バカウケ。 
僕のおまぬけさと、ちょっと有名なアパレル女性のキャラの織り成すハーモニーがなんとも絶妙。風味絶佳。 
おれ最高。 

というわけで。 
おれ最高…Gackt 
おれ最高…伊勢谷友介 
あ~たし最高…美輪明宏 
という三段活用ver.まで完成。 
ヘタすると3人とも同じになってしまう近似値声音系。 
その危うい芸風が、おれ最高。 

友人の話です。