AAA

ハチミツとクローバーのAAAのレビュー・感想・評価

ハチミツとクローバー(2006年製作の映画)
3.3
高校の時、日本映画専門チャンネルで何故か死ぬほどリピートされていて、学校から帰ってくる度に少しずつ観ていた作品。
なぜか今になって見返した。

嵐の櫻井くんを主演に迎え、芸大を舞台に物語が繰り広げられるにも関わらず、終始「商業主義に対するアンチテーゼ」こそが物語上の正義として描かれている。

漫画原作なので仕方がないが、登場人物の増加に伴いそれぞれの恋愛模様とその生活が希薄になっていた。

櫻井くんがハグちゃんを想う気持ちに観客のフォーカスがいかない段階でミッドポイントの海辺でのキスを迎えてしまうので、その後の森田さんとの三角関係も観客は誰にも寄り添うこともなく関係性だけを眺める事となってしまった。

森田さんはなんだか今にも大麻をやりそうなキャラクターだった。
AAA

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