国民的アニメの中でもコナンって多分ダントツで人気があるのだろうが、自分はわりと縁遠く生きてきた。(クレヨンしんちゃんが好きすぎたせいでもあると思う。)
でも高校の頃に出会った女の子によるコナン解説、探求が面白く、何よりその子の、歩美ちゃんのモノマネが格段に良かった。(面白いとかではなく、良い、に尽きた。)
それ以降映画をポツポツと見るように。バカらしすぎて腹抱えて笑うものがほとんどだが、コナン(本来であれば17歳の青年)の真実の強さにハッとしたり、思わず食い入るように見てしまう瞬間があるのも確か。
そして本作はその後者だった。程よいテンポで進むストーリーに怪盗キッドというもうひとりの青年が格好のポイントで現れる。それは、まるで月夜の使者のようでうっとりする。素敵であった。
キッド回だが、でもきちんと中身ある、馬鹿笑いの少ない良い回だった。(馬鹿笑いの回もまあ好きだよ。)
ところで作品に関係ないけど、未だに2017年に見た作品をダラダラレビューしてるのいい加減脱したい。
