山田森氏

銭ゲバの山田森氏のレビュー・感想・評価

銭ゲバ(1970年製作の映画)
3.6
劣悪な家庭環境で育ってきた主人公が金銭に対する異常なまでの執着心と殺人と暴力で成り上がっていく話。あらすじだけみればスカーフェイスみたいだけど、いかんせんこの作品は最初から最後まで陰湿で救いがない。
拝金主義に対する批判的なメッセージが痛烈で、金がばらまかれた丸ベッドの上で金につられて身体を売った女を主人公が馬乗りになって罵倒するシーンが強烈だった。
山田森氏

山田森氏