K

ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔のKのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

アラルゴンしか勝たん!
今作の主人公は間違いなくアラルゴン!そしてレゴラスとギムリ!
決戦では、前線で戦いながらギムリと二人で橋で時間稼ぎをしたり、敵の作戦を見抜きレゴラスに的確な指示をしたり、王と共に時間稼ぎや撤退の作戦を立てて、さらにはエルフ語で鼓舞したり、諦めそうな時に全体の士気を高める役割までこなしてるアラルゴン!
一人で兵士、隊長、軍師、将軍の役割までこなせる姿がかっこいい!!
絶望的な状況でも最後まで諦めない姿や、どうせ助からないであろうに、味方の最後を看取ためだけに敵のど真ん中に突っ込む姿がほんとに主人公そのものだった!

残念なところは谷での決戦がよすぎて、ホビット組の2組のシーンが蛇足に感じてしまった。
メリーとピピン組は最後のエント族の集合と奇襲は胸熱展開だけど、そこに行くまでが長い。ヘルム峡谷が盛り上がってる間で静かな森のシーンが入ることでせっかくの盛り上がりが途切れてしまうのがもったいないと感じた。
フロドとサム組はさらにじれったく、門まで行っても入らないし、回り道してたら捕まってせっかく近づいたのに遠くまで連れられてる。また、ゴラムの二重人格の一人語りシーンは長すぎて退屈だった。
K

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