『ロード・オブ・ザ・リング』再鑑賞（公開時に鑑賞済み）、2作目。
旅の仲間が分裂し、フロドと従者かつ友人のサムは指輪を葬る旅を続行。
ホビットのピピンとメリーは敵のオーク族に拐われ、アラゴルン達は2人を救うために後を追うことに。
指輪に執着するゴラム（スメアゴル）が本作から登場。彼も含め、善悪の葛藤、せめぎ合いがより多く描かれるストーリーだった。
後半は闇の冥王サウロンの配下とも言えるオーク族との戦いを描く戦闘シーン多め、まるで戦争映画みたい。
とりあえず白い魔法使いガンダルフ最強！
1作目公開当時は自分が不勉強で知らなかったイアン・マッケラン、今はキャリアを知っているから、本当にこの役を演じてくれてありがとう、ですよ…！
1作目のレビューに記載した通り、私の好きなキャラクターはアラゴルン。
徐々にリーダーらしい風格も出てきてとにかく格好良い。
そしてエルフ族のレゴラスとドワーフ族のギムリ、お互いに競い合って辛口たたきまくりなのに仲良しなのが可愛い。
三部作の2作目って、真ん中ゆえに、ストーリーや見せ場的に中途半端になることもあると思う。
しかし今作ではそんな心配は杞憂。
シリアスさが増すから好き嫌いはありそうだけど、素晴らしい完成度。戦闘シーンの迫力などの映像面、各人物の葛藤などのストーリー性、どちらも見応えがあった。
