現実逃避帰国準備

ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔の現実逃避帰国準備のレビュー・感想・評価

5.0
『The Lord of the Rings: The Two Towers』は、GollumやTalking TreeのEntなどが子供達の興味を引くシーンだったと思う。

戦争シーンが出てくるので、中学生以下は注意(PG-13)。

数年ぶりに今回私一人で観た。戦争シーンは好きじゃないけど、『トールキン』伝記映画を観てから、戦争のシーンは、トールキンの第一次世界大戦の思いを感じられて、また違った目で観れた。それから、トールキンがどれだけ言語好きだったかを知ったので、トールキン自作の言語や言葉をさらに楽しめた。

Smeagolが喋る可笑しな文法が、『Star Wars』のYodaの可笑しな文法を思い出させる。異様な容姿のCreatureには可笑しな文法を喋らせなくちゃねって事か。

Smeagolは2重人格だから、主語が複数形なのはいいんだけど、動詞が三人称単数形になっちゃってて、名詞の複数形には、"es"を重複させている。Yodaの文法は間違いでは無いけど、いつも倒置法になってる。昔、スターウォーズの影響でYoda風の喋りが流行ったらしい。

Frodo以外みんな、Smeagolの扱い方がちょっと酷すぎで、Smeagolは卑怯な奴だけど、もっと寄り添って優しく扱っていたら、改心出来たのかもしれないと思った。けど、人間って思い込みなどで相手を判断して、一旦そうと思うとずっとそういう偏見の目で扱うという事を描いてるのかなと思った。

長いけど、いろんな場面が盛りだくさん。そしてクエストは続く。