まさに“TIME is MONEY”をその言葉のまま映像化した近未来SFアクション。
監督が『GATTACA』のアンドリュー・ニコルということで、設定やプロダクションデザイン、映像、オープニング&エンドクレジットの数字とアルファベットに細かい演出を仕込むところとか結構好きだな。
ただウィルとオリヴィアカップルの戦闘スキルやドライビングスキルが謎に高かったり、逃避行や強盗展開はところどころツッコミたくなる詰めの甘さは否めない。
格差・階層社会に抗い、富裕層から盗んだ時間を貧困層に分配する義賊(ねずみ小僧、ロビン・フッド的な)プロットは新鮮さには欠けるものの、腕にタイムリミット時計を表示させ緊迫感を煽る見せ方は面白かった。
ティンバーレイクとアマンダのアグレッシブ感は良かったんだけど、めちゃくちゃ走る場面が多いのにオリヴィア(アマンダ)がずっとハイヒール履いてるのが気になっちゃった。
マット・ボマーにキリアン・マーフィー、オリヴィア・ワイルドなどキャストが何気に豪華。
たまたまWOWOWで吹替でやっていたのをなんとなく観たら、アマンダの吹替が非常に残念で全てを台無しにしていた。絶対髪型繋がりでキャスティングしたでしょ…
なのでもしまた機会があったら字幕でも観てみたいかな。
