たけちゃん

TIME/タイムのたけちゃんのレビュー・感想・評価

TIME/タイム(2011年製作の映画)
3.8
私の時間を無駄にするな……


アンドリュー・ニコル監督 2011年製作
主演ジャスティン・ティンバーレイク


勝手にお知らせシリーズ「今日は何の日」
1月31日は「愛妻の日」、でも昨日は仕事帰りに映画を2本観に行ったので、嫁の顔は見てません……🙇‍♂️
それはさておき←サテオクナ、昨日の何の日をもうひとつ。
昨日1月31日はミュージシャンのジャスティン・ティンバーレイクの誕生日でした。僕、ジャスティン・ティンバーレイク大好きなので、今回は彼の映画出演作を取り上げたいと思います。観たのは昨日ですが、レビューは1日遅れとなりました……。


【ジャスティン・ティンバーレイク】
ジャスティン・ティンバーレイクは1981年1月31日生まれで、昨日で39歳になりました。来年は不惑かぁ……。
テネシー州のメンフィス生まれで、子供の頃から芸能に興味があり、子供番組の「ミッキーマウスクラブ」などに出演していたそうです。
彼を有名にしたのは、1995年に"'NSYNC(イン・シンク)"のリードボーカルとしてデビューしてからですよね。
イン・シンクは90年代に流行したボーイズグループのひとつで、あの"バックストリート・ボーイズ(以下、BSB)"のライバルと言われたんです。僕はBSBの大ファンでしたが、あまりイン・シンクは聴いてきませんでした。でも、日本でもアルバムや「ガールフレンド」などシングルもヒットしたので、知ってるよ~って方、多いのでは?

僕はジャスティンがソロになってからファンになったんです。というのも、元々、イン・シンクはネプチューンズというプロデューサーチームがグループをコントロールしていて、ジャスティンの1stソロもそのネプチューンズのプロデュースでした。しかし、セカンドアルバムのプロデューサーがティンバランドに代わり、僕がティンバランドの大ファンだったことで聴き始めたんですよね。
そこからは過去作も含め、ジャスティン大好きになり、ネプチューンズ時代の作品もよく聴くようになりました( ˘ ˘ )ウンウン

そんなジャスティン・ティンバーレイク、ソロになった後、俳優としても活動を始めたんですが、その最大のヒットか主演の今作「TIME/タイム」です。






さて、映画です。
僕は今作、なかなか好きですよ。
なんせ、この手のSF大好物なんで。
公開時はジャスティン・ティンバーレイクだって知らずに観ましたもん(笑)

原題は「In Time」で、「期間内で」とか「間に合わせて」のような意味ですね。
いわゆる近未来もので、人口過剰となった世界は、遺伝子操作で25歳以上は年を取らなくなり、残りの時間が通過代わりとなったんです。
そう、年寄りのいない世界です。
そして、自分の残り寿命(時間)を売買するんです。
なかなか面白い設定ですよね。
なので、強盗は金銀ではなく時間を奪うんですよね。

でも、そのやり取りがセキュリティガバガバなので、簡単に盗んだり盗まれたり……。もうちょっとちゃんとしよ(笑)


主演のウィル・サラス役はジャスティン・ティンバーレイク。悪くはなかったけど、役柄的にはお父さんのこととか、お母さんが何故長生きできていたのか、とか、もう少し設定がしっかり描けていると良かったなぁ。もったいないと思った。


ヒロインで富裕層の出なのに、ウィル・サラスに興味を持ち行動を共にすることになるシルビア・ワイス役にアマンダ・セイフライド。アマンダは好きですよ。特に「マンマ・ミーア」とか「レ・ミゼラブル」とか、歌も上手いし( ˘ ˘ )ウンウン
ただ、今作は、何故、ウィルに興味を持つのか背景が上手く伝わらなくて、こちらも惜しいよね。まぁ、それはアマンダの責任ではないけれど……。


二人を追う管理局キリアン・マーフィ。
彼の仕事への情熱の根幹とか、彼とウィルのお父さんとのこととか、もう少し描けていると深みが出たのになぁ……。



ということで、設定も役者も悪くはなかったけど、もう一息、脚本に工夫があるとすごくよかったように思いましたよ。それでも、飽きることなく楽しめたので、まずまずお勧め出来そうです( •̀ω•́ )و✧
ジャスティン・ティンバーレイクにはアルバムの新作をよろしくお願いします(ˆωˆ )フフフ…