ジャック・ブラック、グウィネス・パルトローの魅力あふれる映画です。
ジャック・ブラックが例によってちょっとうざい奴という感じで登場する。『スクール・オブ・ロック』『僕らのミライへ逆回転』で観た「ジャック・ブラックが演じそうな男」である。
暗示にかかり、人の見た目ではなく心の美しさが見えるようになってしまう。
不思議なのは観ていた僕は逆に途中からグウィネス・パルトローとローズマリーが重なってくる。心優しく芯がしっかりしていて控えめなローズマリー。重い体重のせいでけっこう物が壊れたりする。
物語は『クリスマス・キャロル』のスクルージのようなものかもしれない。でも本作は、ジャック・ブラック出演作のうち自分の好きなトップ3に入る映画で、グウィネス・パルトローの優しい笑顔も素敵です。