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恋愛小説ができるまでのKUBOのレビュー・感想・評価

恋愛小説ができるまで(1990年製作の映画)
3.5
土曜日の銀座。まずは1990年作品「恋愛小説ができるまで」。

「大統領の料理人」のクリスチャン・ヴァンサン監督の長編第1作目の作品。

振られた小説家の男が腹いせに、若い女性を誘惑してから捨てる過程を本にしようと計画。タイピングの助手として純情そうな女性を雇うのだが…

主人公の「女たらし」という設定のアントワーヌ(ファブリス・ルキーニ)が言うほどカッコよくない。(中居くんくらい?)

さらに、引っ掛けた「ブス」呼ばわりされる女の子カトリーヌ(ジュディット・アンリ)がかわいいし「どうなってんだ?」って思って見てると、最初の構図はまんまとひっくり返って…

「ひとを見るとき、私たちはその半分しか見ていない」

フランス映画らしいシニカルなロマンティック・コメディ。土曜の昼間に見るにはぴったりでした。
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