さと

白い巨塔のさとのレビュー・感想・評価

白い巨塔(1966年製作の映画)
3.9
冒頭のテロップでこの映画はフィクションであることを結構強調してましたが、この小説が書かれた当時はこういうことはなきにしもあらず的な感じはしました。
今もだったら怖いですけど。

知らない役者さんばかりでしたが、主役の方のキャラクターがとても合っていたのか演技が上手だったのか、とてもはまっていたように思います。
あと、手術のシーンがやたらリアルで当時の撮影技術でどうやって撮ったんだろうと思ったら本物のオペ画像だそうです。
その本物の開腹手術シーンが何度かあるので、ちょっとその映像がリアルすぎて苦手でした。
ただ映画としてはとても面白くて、原作からするとこの話には続きがあるようなのですが途中でストーリーが終わるにも関わらず終わり方もよかったです。

続きは78年ドラマ版などで描かれてようなのでドラマ版か小説を読んでみたいと思いました。
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