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タッチ2 さよならの贈り物のギネスのレビュー・感想・評価

タッチ2 さよならの贈り物(1986年製作の映画)
3.6
タッチ3部作の2作目。テレビシリーズも何度も観たし、漫画も何度も読んだタッチだが、今観てもやはり面白い。和也の身代わりを受け入れるところから、一時は和也に成りきるが、自分は和也の代わりなんてできないと感じ始め、最大のライバルである新田から、和也ではなく、達也と勝負がしたいと言われる。直前に勝負できなかった和也ではなく達也と勝負がしたいと。新田が和也を越えて、達也を見せろって言っていることが、ずっとそばにいる南がずっと思っていることと同じで、それこそがこの物語の根幹だから、「目指せカッちゃん 甲子園!」から「来年こそ甲子園に連れてって、タッちゃんが」って展開には胸が熱くなる。しかし、あだち充の頭の中はどうなっているだと思うほど漫画的ストーリーテリングが素晴らしい。
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