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Another アナザーのバースのネタバレレビュー・内容・結末

Another アナザー(2011年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

アニメから映画を観ました。
アニメDVDに映画のPVが収録されており、その出来からかなり期待して鑑賞しましたが、正直ガッカリでした。

まず、物語は山崎賢人と橋本愛の2人を中心にスポットを当てており、他のクラスメイトがしっかり映っておらず、主要キャストなのかモブなのかもわからなければ、顔と名前が一致しないことがよくありました。「〜が死んだ」と言われても、どこか置いていかれてるような気もしました。
唯一キャラが立ってたアフロ男子も中盤で呆気なくといった感じで…。

あと、アニメではかなりグロテスクで残酷なシーンが多く、生徒もどんどん死んでしまうのですが、この作品では数人。残酷な死に方に見せてるだけな感じがして、少し無理してる感じもします。
アニメの終盤で、疑心暗鬼になって生徒同士で殺しあうのが見せ場で、実写でも楽しみにしていただけに残念でした。

あと、語られなかったことがいくつか…。
なんで序盤に、メイが人形を持って地下に行ったのか。
今回の死者は、何故先生なのか。

こちらは、アニメでしっかり語られていますのでオススメです。

いいと思った点は、ラストに死者の心情を考察していたことだと思います。何のために死者として現れたのか。意味があるのかなど、その点アニメでは、自分たちの呪いは断ち切ったから終わりといった感じであっさりとしていたように思えたので、良かったと思います。

考えましたがこの作品、2時間で収めるには無理があるように思いました。それか不要なところを切るか。合宿の殺し合いが見せ場だと思うので、もっと細かく長くやってほしかったです。アニメと映画は別の作品と考えるにしろ、評価は低いんじゃ無いかと思いました。
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