自分の人生を奇想天外で感動的な物語にして父( アルバート・フィニー、ユアン・マクレガー )を持つウィル( ビリー・クラダップ )。幼い頃は父の話を喜んで聞いていたが、いつしか疑問を感じるようになる。
気持ちのいい映画でした。悪役が出てこない優しくて温かい物語です。子どもたちと一緒に安心して観られる内容になっています。
お父さんのキャラクターが特に素敵でした。お父さんの物語と一緒に進行していくので、幻想的で奇想天外なストーリーを観ているとわくわくします。優しく素敵な物語を聞かせてくれるこんなお父さん羨ましいです。
同時に本当の人生を否定しているように見えて、そうすると息子として生まれた自分自身まで否定された気持ちになる子どもの気持ちも分かります。
ステキな父子の物語でした。物語を語ることの楽しさや美しさを教えてくれる作品です。
