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あかね空のnori007のレビュー・感想・評価

あかね空(2006年製作の映画)
3.0
江戸時代の永代橋、そして深川八幡。深川が地元の自分にとってはとても素晴らしい光景。
そんな中、京から来た豆腐職人の内野聖陽と中谷美紀が二人で店を盛り上げていく。
京の豆腐はみずみずしく、江戸の豆腐は大きい。など初めて知る情報であった。

やがて二人は結婚し子宝にも恵まれるのだが。。。。

この物語、前半部分はすごく面白い。このまま豆腐屋を切り盛りする話だったらすごく良かっただろう。
ところが、結婚した途端に物語は18年後になる。ここからちょっとおかしな方向に行くのだ。以下は、ネタバレになるので下方に書く。























18年後、長男が博打で借金をする。見たところ両親間は健全のようにみえるので長男だけ問題を起こすのは少しおかしいと思える。
やがて長男は勘当されるが、直後に父親も事故死。うーん、なんなんだこの急展開。

そして不思議なことに内野聖陽はヤクザの親分として再び出てくる。うーん。なんで?w

ラストはペテン師に証文を突きつけられ店を渡せという事になるのだが、親分が用意した証文によりそれは回避される。うーーん。そもそも最初の証文も二枚目の証文も文章偽造だよね?なんなんだこの話は。。。。

というわけで、前半のいい話が、途中からカオスすぎる急展開の数々。そしてもやもやした疑問の数々であった。

そうそう、一番最初の行方不明の子供の伏線。回収されてないよね?
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