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ショートバスのCのレビュー・感想・評価

ショートバス(2006年製作の映画)
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再鑑賞。


旦那とのセックスで一度もイッたことのない恋愛カウンセラーの女や、新たなパートナーを探しているゲイのカップル、異性と一度も付き合ったことのないSMの女王様etc…ここショートバスに集うのは、そんなちょっぴりクセのある、こころに悩みを抱えたひとたちだ。ひとの数だけ愛の形があるように、ひとの数だけ性/セックスへの悩みや考えがあるもんだなーって。そしてそれらは誰かにこころ開いた時に解放されたり、新たな一歩を踏み出せるのかもしれないなあって思った。大丈夫、あなたはひとりじゃないよ、涙を見せられる誰かがここにはいるから。って、なんだかそっと暖かく見守ってくれるような、そんな居心地の良さそうな空間だった。乱交もあれば、ハッピークッキーもまわってくる、こんな空間にあたしも行きたい。親しい誰かに話すより、「ここでしか会わない誰か」に話すこと、「ここだから話せること」ってある気がする。案外知らないひとにポロっと悩み相談しちゃったりってあるじゃないですか、ひとりで飲んでてたまたま出会ったひとに、とか(あたしだけでしょうか)、感覚的にはそれかなあって思う。ちなみに好きなシーンはゲイの男の子が3pするシーン。みんなでフェラする姿がとってもよかった、なによりみんな本当に楽しそうで。お尻に国歌斉唱も良かったな。
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