♪ファファファ~
♪ファ~
♪ファファ
♪ファファファ~
♪ズンズン …
「ピッチ・パーフェクト」シリーズのおかげで、ユニバーサル・ピクチャーズのファンファーレを聴くと反射的にニヤニヤしてしまう特異体質になっちまった。(笑)
それはさておき、真夜中にひとりでこのアメリカン怪談映画を鑑賞した際に私が経験した「世にも恐ろしい現象」について、ここに記しておきます。
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すっかりホラー耐性が身について、もはや少々のことでは驚かなくなった私は、単なるひまつぶしのつもりでこの作品を観始めました。
それでもさすがはジェームズ・ワン監督、テキパキした話運びで退屈はさせません。
あっという間に第一幕が終わり、
「うむ、映画の途中だけど、ここらでちょっと一服すっか。」
リモコンの一時停止ボタンを押して席を立った刹那…
「ういいいいいいいいいいいいいいいい …。」
突如、室内に響きわたるうめき声。
ここには私以外誰もいないし、テレビの画面はたしかに静止しているのに…
……何かが、この部屋の中にいる!
「 … ううういいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいぃぃぃ。」
タスケ・・テ… タスケテ…
………………………………………………
いったん落ちついて調べてみたら、プレイヤーの誤作動なのか、筐体の内部から歪んだ回転音が聴こえている模様。
もういちど一時停止ボタンを押すと「うめき声」はピタリと止まって、ホッと一息。
今世紀に入って以来初めて、ホラー映画を観て本気でビビった一夜でございました。(笑)