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デッド・サイレンスのhideharuのレビュー・感想・評価

デッド・サイレンス(2007年製作の映画)
2.5
2021.12.12レンタルDVDで再見。
イギリス劇場公開時には映画館で鑑賞済み。アメリカでの失敗からか限定公開でした。

「ソウ」をスマッシュヒットさせたジェームズワンとリーワーネルのコンビによる因縁怪談ホラーという事で期待して見に行った筈だけど覚えていたのは腹話術人形と池のほとりの朽ち果てた劇場でどんな話かあまり覚えていなかった。今回は初見以来の鑑賞になると思います。

確かにヒットしなかったのは頷けるかも。多分、観客は「ソウ」みたいなヒネリがある映画を期待しちゃったんじゃないかな。そしたらオーソドックスな因縁もので、それもあまり怖くないし、血まみれでもないから。
多分、自分もそう思った1人だったと思います。

でも再見してみると、それなりに興味深いと思いました。展開や演出は平均的。怖くはないけどそれなりに話運びは纏まっていて90分でそこそこ楽しめる。
ただこの映画にはのちのヒット作である「インシディアス」「死霊館」シリーズの元になるような心霊描写やババアの幽霊、人形、小道具の使い方がいっぱいでこれは2人の成功の原点なんだなって。「ソウ」じゃなくてこっちが2人の成功の原点なんだと思うと本当に興味深いですね。

あと初見時は「インプラント」鑑賞済みだったのでローラレーガンだと気が付きましたが主演が「トゥルーブラッド」の人だと今回の鑑賞で気が付きました。そりゃ「トゥルーブラッド」見たのずっと後だからね。
そう言えばドニーウォルバーグって最近あまり見ないなぁ。
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