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デッド・サイレンスのJAMのレビュー・感想・評価

デッド・サイレンス(2007年製作の映画)
3.3
お馬鹿な少年は誰かな?

SAWでお馴染みのジェームズ・ワン監督が送るミステリーテイストのホラー映画。
主人公であるジェイミーの元に送られてきた送り主不明の宅配便、中には不気味な腹話術人形の姿が。程なくして発生する変死事件───死体の舌が切り取られていた。
果たして、
人形に隠された真実とは何なのか?

冒頭から異様な存在感を誇る腹話術人形 ビリーを軸にして展開する物語。伝承や起源を辿り、正体に近づいていく構成は結構好き。そうした中に存在するビックリ演出も丁度よく、気持ちよく怖がらせてくれます。
しかしジェイミー目線では危険が差し迫っているという感覚はあまりないので、そうした 雰囲気で進行する場面を退屈だと感じる人もいるかもしれませんね。
逆に言えば、そうした雰囲気を好ましいと感じる方にはオススメの一作です。

オチはある程度予想出来ていましたが、そういう見せ方で来るとは思わなかったなぁ。
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