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セコンド/アーサー・ハミルトンからトニー・ウィルソンへの転身のlemmonのレビュー・感想・評価

3.3
また観たくなる作品。

66年製ということで、ある種開放感もある描写に驚き、また物語の生ぬるい気持ち悪さが何とも言えない感情を抱かせる。

人間の摂理が問われる作品だが、これはメッセージ性よりサスペンスのほうがグッと面白い。冒頭の伏線からラストに向かい紐解かれるが、いかんせんそこが弱い。もっとそっちが観たかった気持ちになった。

目の前に広がる映像より自分の想像力が上に行き過ぎて、期待してしまったかも。ラストが衝撃であり無難な気がした。

いや、でも、当時としては斬新であったはず。もう一回観ます。
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