サンチャイルド

戦火の勇気のサンチャイルドのレビュー・感想・評価

戦火の勇気(1996年製作の映画)
4.2
英語のみで観た際には、何を同じシーンが繰り返されて、チンプンカンプンだったが、20数年ぶりの字幕つき鑑賞でなんとよく出来た映画なのかと。見直して本当に良かった。

戦争の悲劇を描くだけに留まらず、それでも国のために命を賭した人への深い敬意をも同時に盛り込んだテーマ、思想は、感心する。
また、戦場の混乱をミステリー的に提示する設定もオリジナリティに溢れている。。

メグライアンも同じシーンを証言の違いにあわせ、目つき、細かな手の動きから変化させ、よく演じきっており、映像も重厚感があり、映画的に見応えたっぷり。