卑猥でお上品
賢くなったような馬鹿になったような
落語家のお弟子さん達が通夜と葬儀にて思い出話に耽る会話劇映画。卑猥な話から過去の話まで洗いざらい吐き出す通夜の歓談は、大人世界特有のくだらなさが…
余命僅かで入院中の落語家の橋鶴師匠(長門裕之)のもとに家族や弟子など近親者が病室に集まり、師匠に最後の願いを聞き出すところから “終わりの始まり“ が開幕。
豪華なキャスト陣が一切の恥じらいを捨て…
メモ
窪塚:なるほどね。『寝ずの番』(マキノ雅彦監督 / 2006年)って映画見た? 演者が爆笑しているときにめっちゃ泣けるのよ。で、めっちゃ泣いてるときに爆笑しちゃうの。それが今まさに内山くんが…
このレビューはネタバレを含みます
Don't Worry,Be Happyが流れながらのラストは、みんな楽しそうで、ここが天国?って思った。
こないだ、知り合いが言った言葉が妙に心に残っている。
『天国に先に亡くなった友達が何人…
大御所落語家の笑満亭橋鶴が死んだ。
通夜も無事終わり弟子たちは師匠の遺体の前で
酒を酌み交わし、寝ずの番をしながら
師匠の思い出を次々に語っていく。
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「寝ずの番」=故人を寂しがらせないために傍で一晩中線香とろうそくの火を絶やさないようにするのですが、私の地元では通夜の晩に故人の傍らで宴会、そして故人の思い出を語います。
最近ではそんな寝ずの番も減…