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永遠の語らいのCHEBUNBUNのレビュー・感想・評価

永遠の語らい(2003年製作の映画)
4.2
【オリヴェイラ版世界ふれあい街歩き】
ピースボートらしきもので、歴史学者の女が娘と一緒にマルセイユ、パルテノン神殿、ポンペイ、ピラミッドと世界旅行するという内容。

まるで「世界ふれあい街歩き」のように、行く先々で人々と語り合うのだが、どうもおかしい。新手の拷問かなと思う、マルセイユのワンコに対する扱い、エジプトで現れるナンパ男、娘の船長に対するキツい一言etc...異様な感じだ。

「世界は英語に植民地化された」というオリヴェイラの怒りも感じたが、なんと言ってもラスト。

「タイタニック」さながらのカタルシス、オラキヨ体操クラブの「思わぬ展開でエンディングを迎えるB級インド映画」さながらの演出に発狂しそうになった(褒め言葉)
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