人事屋パドー

驟雨の人事屋パドーのネタバレレビュー・内容・結末

驟雨(1956年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

天下の原節子に台所で立ちながら茶漬けをすすらせる演出を観るだけでいい。傑作です。無駄のない構成は見事という他ない。最後の紙風船の打ち合いの滑稽感は誰にも出せないんだろうな。冒頭の香川京子と原節子のやりとりは本当に上質なユーモアに溢れている。