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J・エドガーのAKITOのレビュー・感想・評価

J・エドガー(2011年製作の映画)
3.6
J・エドガー・フーヴァーの口述筆記。一九一九年、アメリカを過激派の共産主義から守るべく、フーヴァーは共産主義者の検挙と国外追放を強行する。その後、司法省捜査局局長代行に就任。一九二九年の大恐慌以後に台頭した銃火器を傾向した犯罪者を追うことに。一九三二年にリンドバーグ誘拐事件が発生し、犯罪者の指紋ファイルと捜査官の武器携行を認める「リンドバーグ法」が可決。そしてギャングの時代は過ぎ去り、フーヴァーが創り上げたFBIが英雄となる時代に突入。副長官クライド・トルソンとの同性愛、ジョン・F・ケネディ暗殺、ハウプトマン裁判、母の死、キング牧師への脅迫。ニクソンが大統領に就任後、フーヴァーが亡くなり、秘書ヘレンによって極秘ファイルは隠滅された。クライドが指摘しているように、フーヴァーの主観で回想されるため、虚実入り乱れる内容だ。
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