J・エドガーの作品情報・感想・評価

J・エドガー2011年製作の映画)

J. EDGAR

製作国:

上映時間:137分

3.2

「J・エドガー」に投稿された感想・評価

メイクが怖い。
緑雨

緑雨の感想・評価

3.8
史上初めて「男同士の痴話喧嘩」を本気で描いた映画とも云えるかもしれない。
しかしまさかイーストウッドがこんなに切ない同性愛映画撮ることになるとはなぁ。年老いてもなお、二人して競馬に出かけ、食事を共にする姿の幸福感と切なさ。

全編を通じ、一瞬の弛みもない演出力には衰えが見えない。時間軸を自在に操りながら、パラノイアックな正義感、効率主義というパブリックな側面と、マザコン、同性愛といったプライベートな側面を混濁させて、20世紀米国史に輝く怪人物を形作っていく過程の見事さ。しかも、回想パートの真相が次第に明らかになっていくという一捻りが加えられることで、スタティックな伝記・評伝は、主観を帯びたダイナミズムを獲得する。

リンドバーグ事件の捜査や逮捕シーンは、『チェンジリング』ばりの犯罪映画テンションが描出されているし。

それにしてもディカプリオの老けメイクは完璧だった。マーロン・ブランドを彷彿とさせるかのような。裸のまま発見された死体のでっぷりとした腹も含めて。一方で、アーミー・ハマーはあまりうまく老けられていなかったが。

ナオミ・ワッツも印象的。ディカプリオと出会って日の浅い国会図書館のシーンでの「僕の個人秘書になってくれ」から切り替わり一転、'60年代パートに登場するという演出も効果的。
LO

LOの感想・評価

4.5
大統領たちが恐れた男です。

科学捜査や情報管理の先駆者です。

フーバーを知るきっかけとしては 良い教材です。ただし地味な内容。
FBIの初代長官で何十年もトップにい続けたフーヴァーという人物が主人公。
シナリオ自体は派手さの無い伝記映画。ヒューマンドラマに近い。
画面の色味が少ない構成もシナリオとマッチしてる。
主人公がホモセクシャルであったという部分が描かれてはいるけど
最初からそういう訳でもなく、その流れは曖昧のまま。
FBI長官という職業柄(キャラ設定)はもちろん活きてるしソレありきではあるんやけど
その人物の成り立ちや中身であったり生涯を純粋に描いた感じ。
相変わらずのイーストウッド節、必要最低限な構成はそのままに。
Akane

Akaneの感想・評価

3.4
既視感
2018.2.14
まず"ジョン・エドガー・フーヴァー"を知らないので、なんでこの人をフューチャー?って思いましたが、なるほど。濃い人生とキャラクターの方でしたね。アメリカ人が好きそう。でも監督イーストウッド×主演ディカプリオでないとスルーしてそうな作品。
『鈍いフォーカス』

決めつけかもしれないけど、
クリントンイーストウッド監督がよくする手法?
2つの時の流れが展開するつくり。
この作品で表現したいことは、エドガー自身ではないような気がする。

正義とはどういうことなのか?

ということではないか。

と考えると、幾日か前に鑑賞した
「きっと、いい日が待っている」とリンクする部分がある。

エドガーが、共産主義を目の敵にする。
暴力や銃。
また大統領に情報で脅す。
まるで、独裁者のような姿が僕には映る。
そんな彼には母親の面影がものすごい影響していたのではないか。

独裁者のようなエドガーは独裁者のような、、、
でしかなかったのではないか。

テレビに映るマーティールーサーキングのノーベル賞の授賞式。
エドガーの人をコントロールするスタイルにピリオドが打たれた瞬間だった。
エドガーはテレビを消したが、実は消えてしまったのはエドガーの心の中にあるナニカだったのではないか。

考えさせる映画だった。
こーゆー雰囲気のデカプリオをどうしても受け入れられない

タイタニックのようなカッコよすぎる青年でいてほしかった
ぱぐ

ぱぐの感想・評価

3.7
アーミー・ハマーの目がカッコ良すぎる!
>|