いけだん

七人の侍のいけだんのレビュー・感想・評価

七人の侍(1954年製作の映画)
3.7
まずこの映画は、1950年代に作られた戦国が舞台ということで、馴染みのない単語があるため、字幕ありにしないとセリフが聞き取れません。これから初めて見る人は字幕ありでの鑑賞がオススメです。

七人の侍を観たのは、一通りのハリウッド映画を観た後だったので、「いかにハリウッドに影響を与えたか」という視点が入ってしまっていました。
決戦シーンなどのアクションやカメラアングルの迫力さは、もちろん「1950年代としてはすごい」という評価になってしまいます。
ただ、細かいところを徹底して作り込んでいるところは、今観てもすごいと思いました。

例えば。山の上から見る村を絵などで済まさずに、実際に家屋を用意し、人を歩かせている映像を撮っているところなど、細かいところを徹底しているところに美学を感じました。

実際のストーリーとしては、所々にメッセージ性のある内容となっているので、今観ても伝わるものがあります。
ただし、長いので、一気に観るのではなく、時間を分けて観るのがよいと思います。

ちなみに何の知識もなく観ていて、後でクレジットで知ったのですが、菊千代(三船敏郎)が主役だったんですね。作中ではそうは思いませんでした。
確かに、菊千代のキャラが一番魅力的でしたが。