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七人の侍のkiritoのレビュー・感想・評価

七人の侍(1954年製作の映画)
4.3
【世界の黒澤をその目に焼きつけろ!】


自称映画好きを名乗り初めて一体どれ位経つだろうか?
これまで映画は好きだったが、実は全く作品を観てないことに気づかされたのはここ最近の話なのだ。


さあ、そしてついにこの作品を手にする時がやって来た。


自称映画好きを叫ぶのであればやはり避けては通れない一品。
と言われる本作。


邦画として世界に誇ることができる一品でもある。


ドキドキε=(。・д・。)フー



まず、映倫988のスタンプ
オラ、初めてみたよ?数字が3桁の映画。


【武士は食わねど高楊枝】
これは
百姓より武士が権力を握っていた時代の物語だ。←当たり前だ。


あらすじ↓
農民たちは野武士と呼ばれるものたちから幾度も虐げられていた。
そこで、農民たちは武士を雇うしかないと思いつく。
しかし、武士達は聞く耳を持たなかった。
ある日、ついに話を聞いてくれる武士が現れた。
そして、彼はこういうのだ。
少なくとも物好きな侍が【7人】必要なのだ……と。
敵の数40人。果たして彼らはどのように立ち向かうのか。



世界の名だたる監督・映画に影響を与えたと言われる巨匠・黒澤明。
彼の存在が無ければ生まれなかった作品があったに違いない。


これは、207分という長時間の作品だが、本当にあっという間だった。
【きっとうまくいく】から免疫がついたに違いない( ̄ー ̄)


前半は仲間を集める話、後半は関心の戦い。
なのだが、前半にどれだけ感情移入ができるかどうかで後半の感じ方が変わってくる気がする。
が、後半のテンポの良さがあっという間に感じさせる要因かも?


ストーリー的には、ある意味では勧善懲悪でわかりやすい。
確かに野武士が完全な悪かという点はあるが、そこは置いておこう。


しかし、農民と武士とどちらが実は強いのかと言われればそれは農民なのかも知れないと思わせる。

きっと、リーダーの島田勘兵衛もそう思ったのだろう。
最後に
【勝ったのはわしらではない、農民だ。】
とつぶやくことからも見て取れる。

生きる力はやはり農民にあるのだった。


私の推しメンは【久蔵】(∩∀`*)キャッ
7人の中で最強。
宮本武蔵がモチーフで、逆にルパン三世の五右衛門のモチーフになったのがこの久蔵らしい。

とりあえず、男としてマジでかっこいい。
優しく、責任感があり、あまり喋らず、仕事を終えれば寝る。そして手柄を誇らない。

有言実行の男。
これぞ男に二言は無いというやつだ。
あーかっこ良かった〜(*''-''*)ポッ

この当時、もし自分が女だったらこの人と結婚したかっただろう(〃ノωノ)ハズカチィ


とにかく、この7人はいずれも男であり人であった。

演技として頭一つ出てるのはやはり主人公を演じた、三船敏郎!。
この人の存在感は凄い。
名前だけは流石に知ってたもんなぁ。


【己のことばかり考える奴は己をも滅ぼすやつだ】
島田勘兵衛の言葉が妙に耳に残った。


〜黒澤明殿〜
監督、ありがとうございます。
こんな作品を世に出してくれて。
まだまだ、未熟な私ですが、また沢山の作品を観てこの映画に戻ってきたいと思います!


映画好き云々よりも日本人としてやっぱり観ておくべき作品なんだろうなと思いました。


お墓のシーンはワンピースの白ひげの墓のとこに似てるけどまさかここから来てるのかな?

2016.1.17