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七人の侍のよのネタバレレビュー・内容・結末

七人の侍(1954年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

俺前見た時になんで評価3.5なんて低い評価つけてたんだろ…。
黒澤明の映画を公開順に見ているのと、映画を観る目が養われてるのか、今回はすごく楽しめた。

207分という長さは、下手すると眠くなりそうだけど全く飽きる事なく最後まで観れる。
羅生門が芸術性、生きるがヒューマニズムだとすると、七人の侍はデビュー作の姿三四郎から発揮されていた黒澤明のエンターテイメントの面での頂点ではと感じた。

もう演出が良いとか脚本が良いとかではなく、単純にただ面白い。
それは緻密な計算の上に成り立っているんだろうけど、「面白い」という事だけで約4時間の映画を撮りきれる黒澤明の技量に感動する。
大体の映画は4時間どころか3時間もキツイのに。
よ