世界のクロサワ2作品目
「勝ったのはあの百姓たちだ、わたしたちではない」
影響を与えた荒野の七人やマグニフィセントセブンは鑑賞済みのため、ストーリーラインも展開も読めたもののやっぱり本作は逸脱していた。日本映画を代表すると太鼓判押されているのにも納得。それは脚本だけでなく、徹底したリアリティーあふれる舞台背景と月並みではないカメラワークからもわかる。個々のキャラクターも彼らの発言も全てが完璧。旗を屋根の上にさすところや、砦が燃えるところ、、お気に入りのシーンも枚挙に暇がない。
彼の雨の使い方、映し方が本当にすき。
