ジャパニーズ・ウェスタンと位置付けられるらしい。
色々な事件、要素があるが全てがきちんとまとまっていき、当然のごとくめちゃくちゃ面白い。
天と地ほどの身分差があった農民と武士とが一丸となっていく様、キャラクターの違う侍たちが紆余曲折して一方向へ向かう様など…。
本式のいわゆるウェスタン映画は見たことがないが、なぜかそれらの映画の集大成の様な印象を漠然と受けた。
この作品のシンプルながらも力強くて太いプロットのせいだろう。
本作から多くのリメイクやオマージュが生まれたのも納得がいく。
久蔵から荒野の七人(ジェームズ・コバーン)を経てルパンの次元大介に至るキャラクターは、どれも、やはりかっこいい。