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七人の侍のkonoesakutaのレビュー・感想・評価

七人の侍(1954年製作の映画)
4.9
勘弁してほしい。

勘兵衛や菊千代や久蔵とか、平八とか。もうそういうの味合う前にまさか「百姓たちが侍を探しに行ってだれも見つからなくて泣きそうになっているところで博打していて散々百姓をからかったりバカにしたりしてた男」がめちゃめちゃカッコよく百姓の肩を持つ場面で。

私はその場面で泣くわけで。あまりにカッコよくて。

この映画で泣くか普通。しかも序盤で。勘弁してほしい。

そして終盤。吐く息が白くなっている中、雨に濡れている男たちは皆カッコよくて。