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七人の侍のmisuzuのレビュー・感想・評価

七人の侍(1954年製作の映画)
4.5
午前十時の映画祭にで鑑賞。
去年、マグニフィセント・セブンにどハマりしてから、そのオリジナルとなるこの作品をずっと観たいと思っていました。
機会を得て映画館で観られたこともとても良かったです。
まずオープニングの音楽から、かっこいい…とこの世界に引き込まれました。
7人が集まるまでもとても丁寧に描かれ、また短いシーンやセリフながらそれぞれの個性の違いがしっかりとわかりグッと心を掴まれました。
特に主役の志村喬の演技が本当に素晴らしい!
滑舌の良さ、存在感全てが別格、こういう人を本当の本物の「俳優」というのだなぁ。
物語の大きな流れはマグ7と同じなので、生き死にについては知っていましたが、勘兵衛の最後のセリフから伝わる「弱い人達の強さ」はこちらの方が胸にグサグサと刺さりました。
本当に観られたことに感動する1本でした。
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