・休憩を挟んで207分もの大作、映画館で4Kリマスターバージョンを喰らってきた
・一生に1度は味わうべき贅沢な映画体験だった
・これだけの長尺なので集中が切れて意識が飛んだりするのも体験のうち
・仲間を集める→戦いの準備と交流→実際の戦闘シーンと現在も多くみられる鉄板フォーマットを築いた生みの親的存在
・志村喬の圧倒的リーダー感と野性的な存在感を見せた三船敏郎が印象に残る
・上から見下ろす村の形、下から見上げる丘に立つ墓の数々、駆け抜ける山道などロケーションにもこだわりを感じる
・野武士を乗せた馬が駆け降りてくるラスト1時間にわたる合戦シーンを大スクリーンで見ると迫力がこんなにも違う、とにかく興奮した
・コメディライクなシーンが少し菊千代に偏りすぎてたのが気になった
・村の百姓の性格の悪さを煮詰めてひとつにしたようなキャラクターの万造が、ストーリーにおいて良いアクセントになってた
・あと結構思ったのが、この映画は「風」の使いかたがうまい
