無差別イイネは咒殺

七人の侍の無差別イイネは咒殺のレビュー・感想・評価

七人の侍(1954年製作の映画)
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地球に存在するアクション映画の一つの最高峰なのは当たり前すぎる話なのですが、では何がそこまで面白すぎるのか?

一つの下らない意見として、子供の頃のおもちゃ遊びを、スーパー豪華にやったような楽しさなんじゃないかとも、今回思いました。

まず脚本ですが、農民が自分の村を守るために侍を雇って戦うというシンプルな筋が一本太く通っていて、大変分かりやすい。

そしてテリトリーを敵から防衛するというシンプルな構図を、地理をしっかり説明し、どう守って戦うかの戦略をしっかりとたっぷり時間を使って説明する。

そして決戦は、1時間くらい?たっぷり見せてくれる。

そしてこれらに一切のムダがなく、テンポがいいため、あっという間の3時間半。

で、このどうしようもないワクワクは、どこか童心に近いものを感じた。

子供の頃、おもちゃを並べて、圧倒的多数の敵からの基地の防衛戦をよくやっていた。

あれを物凄く豪華にやったのが、自分にとってこの作品なんじゃないかと思った。

作品には魅力的すぎる7人の剣客が出てくるが、これも魅力的なキャラクター性を持った設定のおもちゃを並べて遊んでいたことに重なる。

てか、その遊びも、映画とかアニメを見ておもちゃで独自に再現してるだけなので、結局本質には関係のない意見でした。笑