停滞

七人の侍の停滞のレビュー・感想・評価

七人の侍(1954年製作の映画)
4.3
かなりリアリティを感じた、実際がどうかなんて知らないんだけど、侍が七人もいるとなると敵も含めて死の瞬間をあまり尺を使ってその死に悲しむ人との切り返しの会話だとかはなくてあっさりと死んでいくところに。
物語は御都合主義的に一直線に進んでいったとも言えるが、やっぱ七人もいてそれぞれのキャラが適度に描かれていると人と人が相互作用して物事が自然に起こっているようにも感じられた。何かをするというより野武士を迎え撃つという構図もよかったのかもしれない。侍と農民の日本社会というものも少し感じられた。
停滞

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