しん

七人の侍のしんのレビュー・感想・評価

七人の侍(1954年製作の映画)
5.0
言うまでもなく名作。
ひとつの目的を成し遂げるために有能な人物が複数人集まり何かを成し遂げる…こんなプロジェクト作品は数知れず。
ただ、下記の条件でそれを成し遂げているのが見事。

突出した実力者のいない強者の集まり
特殊能力なし
職業は全員同じ

こんな設定で映画一本の中でキャラクターを立てて、その様から観客に愛着を湧かせる映画は他にないと思う。

悲劇の場面でテーマ曲が流れる演出に古さは感じるが、それ以外は現代でも通じる本質をもった映画。
しん

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