すげーのを見たって感じ。聞いたことはあったけど見たこと無かった。そして、意外な点がいっぱいあってびっくりした。
まず、見るのを躊躇させる驚異的な物語の長さ。3時間半くらい。その分スケールがめちゃめちゃデカい。最初の1時間で侍集め編。その後1時間で準備編。そして最後にやっと訪れる決戦編。戦いがなかなか起きない分最後にどんどん敵が出てくる。
やはり、セリフが結構聞き取りづらいのは少し難点、だけど慣れてくれば意外と分かるのがすごい。そして三船敏郎が主人公でいいとこ取りなのかと思ったけど、わりと最初は弱そうで笑った。
久蔵めちゃめちゃかっこええ。さすがにカッコよすぎる。サムライ好きになるわこんなん見たら。
「勝ったのはあの百姓達だ、私たちではない。」
わかりやすい勧善懲悪型の物語では決してなく、百姓、侍といった身分の違いから生まれるいざこざや上記のセリフによって、話に深みが出ていると思った。1度見ただけでは本来の良さをまだ100パーセント理解出来た訳では無いのでもう一度みたい。
