Diamante

白いリボンのDiamanteのレビュー・感想・評価

白いリボン(2009年製作の映画)
3.0
題名の白いリボンが象徴的であり、その突出した教育により潔癖的思想を持った粛清が生まれており、ある種の洗脳にも見えました。
行動内容は置いておいて、その判断基準が屈折しているので、その後のナチスと重なり連想していきました。
題名も含め、語りも説明口調になっているので分かりやすいが、もう少し謎な要素も味わいたいと思いました。
不快な気分になる映画ではあるが、いつの時代も特定の思想による犯罪が起こっており、言動ではなくそこに至るまでの過程について考える事ができる映画だと思いました。
Diamante

Diamante