Yukiko

白いリボンのYukikoのレビュー・感想・評価

白いリボン(2009年製作の映画)
3.8
2019年1月3日
『白いリボン』2009年ドイツ・オーストリア・フランス・イタリア制作
監督、ミヒャエル・ハネケ。
他に『ハッピーエンド』の監督作品がある。

えッ、終わりでっか!?
ウソ! ホントに?
犯人は誰? 誰なのォ~?


1913年、ドイツ。
地方の村。
村の唯一の医師が、道に仕掛けられた針金で落馬をし、大けがを負う。
次に、小作人の妻が転落死。
小作人の息子がキャベツ畑を荒らす。
男爵の息子が暴行を受け、逆さ吊りで発見される。
そして更に授産婦の息子が失明の恐れ。
男爵の息子が池で溺れそうになり、笛を奪われる。
事件が続くことに疑問を持ち村の教師が捜索するが、かえって牧師に
脅される。


犯人捜しのサスペンスではありません。
村に渦巻く、欺瞞や嫉妬、悪意や暴力、それらが原因で事件が起こった。
その延長線上に戦争がある。
そういうことを言いたかった映画のようです。

村の男衆、皆、勝手ね。
変に子供に厳しすぎたり。
そういう大人に育てられた子供達も、やがては…


上京時、新幹線車中、やはり映画を観る。
新幹線では映画と弁当が楽しみだな❤
Yukiko

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