白いリボンの作品情報・感想・評価

「白いリボン」に投稿された感想・評価

踊る猫

踊る猫の感想・評価

4.3
何故この映画がモノクロームで撮られなければならなかったのか、その理由を考えさせられてしまった。それは恐らくこの映画が子どもたちがつけさせられる、「白いリボン」に象徴される「無垢」を際立たせるためではないかと思ったのだ。詳しく書くとネタを割るが、この作品では結局のところ真相は「グレーゾーン」で終わる。語り部が「グレー」の服を着ていること、あと教会に集まった大人たちが「黒」い服を着ていることに注意しよう。それは欺瞞に満ちた大人たちの「嘘」を指弾しているのであり、子どもたちは「白」い服を着させられているからこそ「無垢」なのだということではないか。「無垢」なのに、ではない。「無垢」だからこそ……これ以上は流石に書けない。ロングショットで撮られたキャベツ畑や雪原、草原の持つ「白」さを際立たせており、映像美は優れている。サスペンスとしては『隠された記憶』にやや劣ると考えたのでこの点数に。
・登場人物の多さ。
・家族構成や近隣関係。
・ナレーション主体で物語が飛び飛びに進行していく様。
・難しい漢字の応酬。
と、
かなり難しくて。
何回か巻き戻ししながら見ても、よく分からないまま最後まで見てしまいました。

今まで見たハネケ監督の作品で一番難しい。。
そう「分からない」というのを置いてきぼりにするのではなく、全部を理解するまでに時間がかかりそうな映画。
同監督の「コードアンノウン」は時系列をワザと無茶苦茶にすることで結果を置いてきぼりにされて難しかった様に感じますが、今回は教科書を見せられてるような感覚に近い置いてきぼりさw
なんつーか、授業受けてて置いてきぼりにされるアノ悲しい感じでw
まあ、一回で理解出来る頭がある人を本当に羨ましく思いますw

まあ、言いたい事は毎度の感じで分かりそうで分からないヤツ。
子供と大人とかそういうヤツ。
今回も犯人は結局分からず終い。
なんですが、
今までの作品同様、
ヒントは一杯ある筈なのに、それが分からないというか、難しすぎて真意とか訴えたいこともボヤーっとしか見えないので、他作品ほどそこまで感情とか移入出来なかった。。


よって点数はなし。
いみ

いみの感想・評価

3.0
暗くて苦しい映画でした。
こんな環境で育ったら、そりゃそうなるよなあ…。
子供に罪はなく、大人がそうさせてる。
ksm

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半分鑑賞
naggypops

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3.8
こんな田舎にストレス社会
大人も子供もストレス社会
オラこんな村嫌だー
映画至上 とんでもなく凄いセリフがあります。あのセリフと(それでも夜が明ける)のマイケルファスペンダーさんのセリフは映画至上 最も腹立だしいセリフだとおもいます。
ma

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2011/12/25
きょる

きょるの感想・評価

2.5
~ミヒャエル・ハネケ監督の作品を観よう週間~
“愛、アムール”に続きこちらも鑑賞

「これから話すことがすべて真実か あまり自信はない」
語り口が静かに入ってくる
ジャケットの男の子が主人公で、白いリボンがキーワードなんだろうなと予想していたが、全く違った
いや、白いリボンは今思えばキーワードか
大人の縛りが表れている様に感じる

小さな村に1つまた1つ不穏な出来事が起こる
村人全員が疑心暗鬼になりつつも平穏な日々を過ごす…
終始モノクロで、アップやズームなどほぼ無く淡々とゆっくり鬱々と話が進んでいく
序盤からちょっと眠くなってしまい、残念ながら肌に合いませんでした
うーん、良く出来た映画だと思いますが。。
とても芸術的な作品で、ただただ眺めて終わりました
星多くにしてどうしても推せない ミヒャエル・ハネケ「白いリボン」

見事なまでに国際映画祭から大歓迎されるハネケ監督作品です。そして私の中ではぴったりと対岸の位置におさまりました。ラース・フォン・トリヤ―、わが日本の是枝裕和作品のように。

ひとつ川を隔てて出来る向こう側の岸とこちら側の岸。「ウソらしいホント」か「ホントらしいウソ」かと言い換えることもできます。

どちらが真に映画的かはあまりに明白なので言及しません。

対岸の位置に「白いリボン」があるならこちらにはさしずめサミュエル・フラーの「裸のキッス」などでしょうか。

いつの時代、どの国にも必ず出現する警戒すべき映画です。
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