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最後の晩餐のこのレビュー・感想・評価

最後の晩餐(1973年製作の映画)
4.0
カナザワ映画祭2017〈エロス+猟奇〉in 京都みなみ会館のクロージング作品。

3日間にわたる開催期間で、ぼくは1日目の『ロッキー・ホラー・ショー』から全プログラムに参加しまして、この作品が17回目の鑑賞でした。

『最後の晩餐』は、裁判官やパイロットなど、いわゆるお金持ち、社会的地位の高い初老の男4人が「とにかく美味いもんを、死ぬまで食い続ける!」という内容です。本当にその通りなんです。共同生活をして、とにかくひたすら食って、娼婦も呼んで色欲も満たします。で、この3日間ひたすらただただ映画を観るためだけの肉塊と化していた自分としては、スクリーンに映るおっさん4人が自分自身とだぶりまして…決して他人事ではなかったです。なので、普通のコンディションで観るより、一層世界観に入り込めたかなと思います。

まあただ今回のカナザワ映画祭、ひたすらエロとか変態とかグロとかの映画ばっかり観たので、色んな感覚が完全に麻痺してたと思います(笑)
こ